北京でMSRAインターン生活 〜その1〜

10月11日から北京のMSRAsiaでインターンをしています.それについて少し紹介.
MSRAsiaは,北京の北西部にあります.周りのインターン友達が「Countryside」と呼ぶような場所です.
中国は何を食べてもおいしいというのは本当です.感動的です.ご飯がおいしいと生きていきやすくてよいですね.
写真は私が一番好きな中華料理.「水煮肉片」めいた名前がついています.でもまあ油に浸かって出てくるんですけれども.花椒が効いててびりびりととてもおいしいです.

私がなぜMSRAにインターンに来たのかと聞かれると,第一には荒瀬さんがいたからです.日本人女性でMSRAに就職,年もひとつしか違わず,本当に尊敬します.

ここでちょっと,MSRAのインターンに来るまでの道のりをご紹介.

MSR(MSRAではなくて,MSR全体の話)のインターンはとても人気が有るそうです.なので,自分で直接レジュメを送っても埋もれてしまいがちと聞いたことがあります.そのため,誰かを介してインターンを狙うのが良いと思います.
私の場合は,日本の大学とMSRAの架け橋のような役割をされている公野さんという方にお世話になりました.(公野さんのブログ)公野さんにコンタクトを取って一度お話を聞かせていただき,その後レジュメ提出,電話インタビューという流れでした.
電話インタビューは,インタビューをしてくださる方によって内容がまったく異なるようです.私の場合は面接というより試験という感じ.全然満足いく出来ではなくて,おそらくダメだっただろうな,と感じていました.でも,電話インタビューだけでもトライした意味はあったと思っていました.
また,自分の実力不足も痛感し,アルゴリズムを勉強して実装してみたり,それまで読んだことのない分野の論文を読んでみたりと電話インタビューのおかげでほんの少し成長できた気がします.
電話インタビューが散々だったので,採用されたときはとても驚きました.今はMSRAに日本人が少ないので,チャンスなんだと思います.

私はこちらに来て最初のメンターとのミーティングで,
日本人の学生,特に女性は全然海外に出たがらないよね?アレなんで?危ないと思うからかな?
と聞かれました.確かに,日本人ってあんまり海外に出たがらない傾向があるのかもしれないなぁと.
また,先日WISSで一時帰国した際,多くの先生に「もっとうちの学生に海外を勧めてくれ!」とも言われました(笑)先生が「行ってこい」と言って下さっているのに行かないなんて!!!(笑)
不安なことはたくさんあると思います.でも,行く前に持っていた不安なんて,実際来てみればどーってことないことばかりです(笑)
ぜひぜひトライしてみて下さい!

というわけで,今回はインターンまでの道のりについて書きました.次は毎日の生活について書きたいと思います.